キャンプ料理はメインだけでなくサブ料理が大事
キャンプといえば、やはり肉ですね!焼き肉はもちろん、ステーキもいいですし大きな塊肉をじっくり焼くのも盛り上がります。ダッチオーブンでローストチキンなんて考えただけでわくわくします。
しかし、そこに手をかけ過ぎて他の料理が作れなかったことはありませんか?手間暇かけずにもう一品作れると嬉しいですよね。そこで久しぶりに燻製にチャレンジしてみたいと思います。
燻製はアウトドア感もありますし、何といっても酒の肴にもってこいです。
燻製はどうやって作るの?道具は?
はい、至って簡単です。食材を並べてスモークウッドに火を着けておしまいです!
え?それだけ?
それだけです。では、まず道具から紹介します。
燻製を作るのに必要な道具ですが、大きく分けて2つです。
・1つ目は、食材と燻製の煙を閉じ込めるための箱、スモーカーなんて言ったりもします。
・2つ目は、燻製用の木材です。これを熱したり、火を着けて煙を出します。木片チップのもの(スモークチップス)やオガ屑を固めたスティック状のもの(スモークウッド)などがあります。
ところで、小さい頃からマッチくらいは使えるようになった方が良いですね。ということでうちではもっぱら子供たちが着火のお手伝いです(単なる火遊び?)。
燻製用の箱(スモーカー)とスモークウッド
燻製用の箱は色々なメーカーが商品を出していますが、ひとまず段ボールでよいと思います。なんと言っても軽いですし安い!雨に濡れたりひどく汚れなければ何回かは使えると思います。私も最初は段ボールを使っていましたが、子供が倒した際に燃えてしまったことがあり、金属製に買い換えました。
段ボールでおすすめは「いぶし処 燻屋」です。この製品、実はSOTOが販売しているんですね。別にSOTOのブランドでも売られていることを最近知りました。どんな食材にも適している「さくら」のスモークウッドがついていますので、まずはこちらを試してみると良いと思います。段ボールの商品はスモークウッドを入れる皿がアルミ皿ですが、私はこれが最初にダメになりました。肉汁で汚れたりしますので・・・。
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さて、私が持っている金属製のスモーカーはSOUTH FIELD(サウスフィールド)の「コンパクトスモーカー」ですが、実はこれ新富士バーナー製でSOTOの「いぶし処」と同じ物なんですね。今でこそ、SOTOは有名ですが、昔々に私が購入した頃はそんなにメジャーじゃなかったのかもしれませんね。丸洗いもできますし、使いやすくて良いと思います。1つだけ難点を言えば、最下段の網(スモークウッドを乗せるところ)を引っかけるフックが外れやすいので、移動をする際は火の付いたスモークウッドをぶちまけないように気をつけましょう。
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スモークウッドは木材の種類により、香りの強さが違い、適した食材も変わってくるようです。このあたりを工夫して自分好みの味を見つけて行くところが燻製の楽しさなのでしょうね。
近所のホームセンターでも売られていました。SOTOからは「さくら」以外にも「くるみ」「ヒッコリー」「ブレンド」など数種類売られていました。私も2つほどスモークチップスを購入してキャンプに臨みます。
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燻製に適した食材とは?
あとは食材ですが、簡単なところでは、チーズ、ゆで卵、竹輪・蒲鉾などが定番ですね。あとは干物やベーコン、鶏肉やウインナーなどの肉類も美味しいです。
では、作ってみましょう。
箱を組み立てて、食材を網に置き、皿にチップを並べて着火!マッチではすぐ消えてしまい、なかなか煙が出ませんので、バーナーで一気に火をつけてみました。しかし、火は持続しませんで、少し経つと消えてしまいます。ん?なんかおかしいぞ。
実はこのように直接火を着けてスモークする場合には、スモークチップス(木片)ではなく、スティック状のスモークウッドを使わなくてはなりません。スモークチップスはガスコンロなどで下からあぶるなどして常に熱を与え続ける方法の場合に用います。家庭のキッチンでも使えるような鍋タイプの燻製器がありますが、その場合に使えるんですね。私も鍋タイプの「キッチン香房」を持っていますが、すっかり忘れていました。
ツーバーナー等の上にセッティングすればスモークチップスでもOKですが、今回は安定性を考慮して、スモークウッドで再チャレンジです。
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ところで、燻製には食材によって適した温度があり、「温燻」と「熱燻」に分かれます。50〜80度が温燻、80〜120度が熱燻。チーズやちくわなどは温燻でよいのですが、生の魚や肉などはしっかりと火を入れる必要があるので熱燻となります。こうなると温度計があると便利ですよね。スモーカーには温度計がセットできるようになっていますので、温度計も買っておいて損はないでしょう。
スモークウッドにはバーナーで着火をして煙が出ることを確認してから皿に置き蓋をします。火を着けた直後は80度くらいまで上がりますが、火力が持続しないとどんどん温度は下がっていきますので、その場合はちゃんと煙が出ているかを確認した方が良いでしょう。
今回はスモークウッドで燻製してみました。
燻製が進むにつれ、だんだんチーズの角が丸くなっていきます。温度が上がりすぎるとチーズはドロドロになってしまうので、温度の上がりすぎには注意しましょう。おそらく温燻の場合は大丈夫だと思いますが、熱燻は要注意です。
30〜40分くらいでしょうか、軽めにスモークをしましたが、良い香りで酒が進みます。
続いて、第2弾はししゃもと厚切りベーコンとナッツです。ベーコンはスモーカー用フックで刺して吊すことにしました。このフックもSOTOです。
こちらは熱燻と行きたいところですが、あまり温度が上がらずという感じでした。熱燻をする場合には、やはりバーナーで熱した方が間違いがなさそうです。次回はしっかりと熱燻でうまい肴を楽しみたいと思います。
これから始めようかな?と思っている人は、スモーカー、温度計、フック、スモークチップス、スモークウッドが入っているSOTOのスターターキットが良いと思いますよ。燻製ライフを楽しみましょう!!!
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