相変わらず連チャンで学校見学等の申込みを続けてる嫁から、またもや命令が降ってきました。
ガールズデーがあるんだけど、行ってきてくれる?
え?何それ?何だかワクワクな響き!
何か勘違いしてるけど?芝浦ね。
あ、オープンデー的な感じなのね。ははぁ、行かせていただきますぅ。
という訳で、豊洲にある理系大学附属校である、芝浦工業大学付属中学校・高等学校へレッツゴーです。
GIRLS‘DAYまずは先生方からのご挨拶
校長先生は明確に以下のことを仰っていました。
・本校は理系に強い人間を育てる学校です。
・「女性エンジニア」という言葉がある内は、女性進出はまだまだである。
ここでいう理系に強いというのは、エンジニアを育てるという意味で、例えば小学校の先生になるとか保育士になるとか、そういう類の教育はしていないとの事で、とてもカラーがはっきりしています。女性にも理工系への関心を高めてほしい、かっこいい仕事としてみてほしい、というようなことも仰っていました。
続いて教頭先生からは、芝浦工業大学との連携のお話やカリキュラムの話などがありました。大学も豊洲にキャンパスがあり、大学生との交流を持つ機会もあるそうです。パスタを使って橋を造り強度を競い合う授業もあるそうですが、これって海外の大学でも同様のことをやっているのを聞いたことがあります。ただ、そちらはパスタではなく紙かバルサ材が何かで、実際にその橋を渡って強度が足りないと川に落ちるという実践的な?物でした。落ちなかったら合格、盛り上がりそうですよね。構造力学の取っ掛かりとしてはとても良い内容だと思います。
女子技術者の育成と社会進出に力を入れていて、大学側も女子学生獲得へのアプローチを積極的に行っているそうです。授業は算数のコマ数を増やすといったことはなく、全教科バランスよく行っており「総合力を身につける」のが目標。SDと呼ばれる自習時間が授業時間内に組み込まれているのが特徴で、自己で考えて計画的に勉強を進めることにつなげるのが狙いとの事。実際にこの時間を使って予習をしたり、その日の復習をしたりと生徒さんそれぞれでうまく利用しているようです。
校内見学と体験授業
説明会の後は簡単な校内見学です。サポーターと呼ばれる生徒さんが付いて案内をしてくださいました。以前にも校内見学はしていますが、その時よりはコンパクトな案内でした。
さて、その後は子供にとってはメインの体験授業です。化学と英語の2コマですが、どのようなことをやるのでしょうか?
化学ではBTB溶液や蛍石、ブラックライトなどを用いて、色の変化を観察する実験のようです。女子生徒がテーブルに1人ずつ付いてくれてサポートしてくれました。保護者は別室で配信される動画を鑑賞?しばし、座って休憩です。英語の授業はアルファベットの発音とBingoゲーム、英語のあいさつなどをやっていましたね。
子供は蛍石が光る実験がとても面白かったようです。
在校生との交流会
これは中々珍しいですね。子どもと保護者は別でそれぞれ在校生と話をする機会がありました。少人数のグループで30分ほどお話をさせていただきました。
・この学校には第一志望で入っている子が多い(この学校が好きで志望した)
・男子女子で別のグループになるようなことはなく、やりたいこととか好きなことなどで男女問わずグループができている
・コロナ禍でもリモートにはならず登校できたので、物作りやパソコンもできてやりたいことができた。
・部活は体験入部があり、5月中頃から本格的に入部となる
・部活によるが中高一緒に行う、仲は良く差は感じない。
・パソコンを1台持つが、ペーパーレスではなく、プリントも配られる。
・海外留学も英検3級を取れば問題ないそうなので、行ってみたい
色々なことを聞かせていただきましたが、とてもしっかりした生徒さんで受け答えも明確で気持ちよくお話しできました。
皆こんなにしっかりしているのだろうか?このような交流会も言わばボランティアで参加しているそうですが、話す力もつくし、本人的にはしっかりと取り組みたい様子。
この学校は目的・目的がはっきりしている人にはとても良い学校だな、と改めて感じました。また、2022年に創立100周年を迎えるということで、歴史もあり益々人気が出てきそうな気がしますね。
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