昔から変わらず芸術の秋ということで、このシーズンは私立中学校も文化祭で目白押しです。
はっきり言って、私って8割打者よね!凄くない?
え、何の話?8割?野球の打率みたいな・・・?
違うわよ、中学校イベントの予約ゲット率よ!学校見学とかオープンキャンパスとか、これまでに色々行けているのは、私の予約のおかげでしょ〜。つまり私の功績なのよ、これって凄くない?文化祭行ってきて!
(え?私のおかげって?行かされているといった方が適当かと・・・とも思うけど、ここは穏便に。)ははー、行かせていただきますぅ。
という訳で、私立中学校の文化祭に足を運んでみることにしました。
文化祭ってどうやって参加するの?ミライコンパスですよ!
文化祭って一般の人も足を踏み入れることができるのでしょうか?関係者以外立ち入り禁止になってそうな気もしていましたが、実はそうではないんですね。私立という事もあるのでしょうが、やはり学校の良さをアピールできる場でもありますので、各校、力を入れているのだと思います。
各校のホームページからの申込というパターンもありますが、「ミライコンパス」というサイトで申込をする学校が多いようです。私もこちらから予約をしました。予約の際に公演や体験といったものの参加も併せて予約をしたりするのですが、人気の公演はあっという間に予約が埋まってしまいます。そもsも文化祭の申込サイトに繋がるかどうかも怪しく、大抵うまく繋がらないのですが、予約時間になったら直ぐに接続をする!という感じで頑張るしかありません。
秋は文化祭が目白押し
秋は文化祭のシーズンですね。9月、10月と沢山の学校に足を運びました。ステージ公演ものはあまり見られませんでしたが、いくつもの学校を巡ってきました。
安田学園中学校「安田祭」
跡見学園中学校文化祭
鷗友学園中学校「かもめ祭」
大妻中学校文化祭
桜蔭中学校
国府台女子学院中学部「学院祭」
芝浦工業大学付属中学校「芝生祭」
女子学院中学校「マグノリア祭」
共立女子中学校「共立祭」
安田学園中学校「安田祭」
9月第一週目、最初に伺ったこの日はとても暑い日でした。校庭ではかき氷やクレープなどお店が出ており、皆列を作っていました。それを横目で見つつ校内に入ります。スーパーボールすくい、輪投げやヨーヨー、射的にモグラたたきなど縁日がとても多かった印象です。あれもこれもと100円、200円と結構出費した気がします・・・。どの教室も三者三様に工夫をしていて子供は楽しめたようです。ロボット操作でお菓子をつかみ取ったり、カジノエリアなんていうものもあり、この辺りはやはり男子生徒の得意分野なのでしょうか。後に伺う女子中では見かけなかったように思います。やはり共学校なので(男子がいるので)、ダイナミックさもあり、良くも悪くもわちゃわちゃと賑やかでとても楽しそうにされていたのが印象的です。
お祭りのような文化祭でした。装飾のコンテストもやっており、入り口では投票をするよう呼びかけもしていましたよ。様々な企画を盛り込んだ印象のある文化祭でした。少しお金を使わせる場が多いのが気になりましたが・・・。パンフレットがフルカラーで、頑張って作られていました。
2023年には創立100周年を迎えるとのことで、ホームページでも紹介されていました。
跡見学園中学校文化祭
第二週は跡見学園です。最寄駅からも近く良い立地ですね。小さな吹き抜けを丸く取り囲む廊下があり、きっとシンボル的な空間なのでしょうね。
まずは書道同好会にお邪魔してみます。部員の人数が4人と少ない様でしたが、日頃の成果を掛け軸などで展示していました。合宿の様子を映像で流していましたが、指導を受けながら仲間と一日中書道に打ち込むのも良いですね。さて、どこの学校もそうですが、縁日はとても混みます。例に漏れず長いこと待って入場できました。子供は縁日好きですよね、大人になるとそこまでではないのですが。。。珍しかったところでは、放送部のアフレコです。アニメのアフレコを見学するのですが、上手い生徒さんがいて、結構大袈裟に発声していると思うのですが、映像にはマッチしていて面白いなーと思いました。グラウンドでは陸上部が5種目競技の体験で、ハードル走など色々やらせて貰っていました。景品に金ピカの鉛筆を頂き、それが嬉しかったようです。化学部?ではスライムを作ったり、空気泡で遊んだり、人工イクラを作ったりしました。他にはハロウィンのお菓子を作っているところもあり、と様々な展示がありました。全般にとても楽しめたようです。
鷗友学園中学校「かもめ祭」
さて、お次はダブルヘッダーの1つ目です。新御三家の1つ、鷗友学園中学校の「かもめ祭」に行ってきました。エントランスの空間を抜けると、グッズの販売コーナーがあり、かなり長い列ができています。列があると見てみたくなりますが、鷗友学園オリジナルのものというわけではなさそうですので、ここはパスして隣接するオリジナルの文房具などをチェックします。ペンやノートなど色々とありました。
さて、全体的に廊下が静かな感じです。見学者は沢山いるのですが、整然としている感じとでも言いましょうか。呼び込みなどの大きな声が無いためなのかそんな印象です。また、校舎によっては人もまばらです。広いが故にそのようなエリアができてしまうのは致し方ないところなのかもしれません。校舎の配置の関係で初心者には何処に何があるのかが分かりにくく、実は行けていないエリアがあったように思います。展示ですが、クイズやクロスワードなどを解いていくものや写真部の展示などいくつか回りました。クイズ系の問題は知識を問うものが多く難しかったですね。
この文化祭はオンラインの参加もあったようですが、どのような感じだったのでしょうね、ちょっと興味あります。
大妻中学校文化祭
ダブルヘッダーの午後は大妻へお邪魔します。ここの校舎は大きな明るい吹き抜けを中心に取り囲む形で配置全体が分かりやすいです。各クラスの呼び込みの声も沢山聞かれ、生徒さんも楽しそうに文化祭を満喫している感じで全体に賑やかな印象した。中1ではスタンプラリーをやっており、娘は制覇していました。お化け屋敷?が長蛇の列となっており大人気でした。クイズを解きながら進んでいくのですが、何と貞子が追いかけてきたりします。演技力抜群でとても楽しめました。茶道部の体験?に申し込んでいたのですが、実際にお茶を点てられるのでは無く、生徒さんの所作を鑑賞するという内容でした。お茶を戴けるものと勘違いしていたので、少々がっかり・・・足がしびれました・・・。
大妻の魅力や学校生活、受験生向けの話など、様々な面を壁一杯に張り出して展示しており、これが何教室もあるという、受験生にはとてもありがたい大妻アピール展示。大妻を受けるという方は一度行かれると良いと思います。
桜蔭中学校文化祭
説明するまでもなく御三家の1つ、桜蔭中学校です。当日は午前中があいにくの雨でしたが、午後はパラパラの状態でした。12時半からの開催でしたが、あまり早く行っても受付で混みそうなので13時半くらいに伺いました。しかし、そこには行列が!やはり人気があるのだなと感心。
印象に残ったのは英会話部で、不思議の国のアリスをテーマに英語の聞き取り問題やクロスワードなどがありました。実際に生徒さんが二人で会話をしている内容を聞き取って回答をするのですが、なかなか難しい。クロスワードも小学生では解くのは大変なレベルでした。書道部はとても上手な作品ばかりでびっくりしました。写真部の作品もとても味わいのある物が多く、文化祭に向けてしっかりと作品作りに取り組んできたことが伝わりました。皆さん全般に字が上手いという印象です。壁に貼られた模造紙の文字も、しっかりと丁寧な文字ばかりでした。このような所までもが、さすが桜蔭!と言わしめるところなのだろうと思います。
また、ガヤガヤした雰囲気が無く、展示内容をしっかりと伝えることに徹している感じで好印象です。そういえば、あまり物販が見当たらなかったですね。そうそう!水泳部では体力測定なんてのもありましたよ。これ結構面白かったですが、背筋力の測定で筋肉を少々痛めました・・・。
国府台女子学院中学部「学院祭」
こちらには初めて伺いましたが、仏教系の学校らしいです。キリスト教系が多い中で珍しいですね。駅からはちょっと離れています。千葉の学校ということもあり、敷地には余裕がありそうで、正門を入った所から広々した感じでした。校内はスリッパです。講堂からは吹奏楽部の演奏が聞こえてきます。ぐるっと中庭を取り囲む校舎で、中庭では軽音楽部がライブをしています。クイズ研、生物部、その他色々な展示があり、それぞれ活動内容を活かして展示されていました。さて、この学校ですが校内も広くてとても過ごしやすそうです。また、何だかのんびりしたムードがあります。廊下を歩いていると生徒の控え室が所々にあり、「あ、ここは入れないんだな」と思うことがしばしば。他の学校では一般の人が入れないエリアがあって、おそらくそこに控室があったりするのだと思いますが、こちらではそこも見せちゃうという感じです。オープンというか、おおらかというか良い意味で昭和な感じですね。娘がクイズ研のポスター探しで校内を動き回ったので、かなり疲れました。
芝浦工業大学附属中学校「芝生祭」
創立100周年と言うことで、SLの寄贈を受けたことが先日ニュースになっていましたが、敷地の端にありました!まだ、白いシートに覆われていて見ることは出来ませんでしたが、車輪の一部だけ見えました。公開されるのが楽しみですね。さすが鉄研が有名なだけのことはあります。父母の会では「合格りんご」や今年限定の100周年ロゴ入りのカステラも売られていました。
輪ゴム鉄砲作りや脱出ゲーム、缶バッチ作成に消しゴムはんこ作り。勝手な印象ですが、内容も趣向を凝らしたモノが多かったです。そのせいもあってか1つ1つに時間がかかってしまい、あまり回れなかったのが残念です。また、各教室には当然受付があるのですが、その配置と並ぶ列の位置関係が分かりにくかったり、受付に人がいないなど、入っていいのか困ることが多かったので、ここは来年度以降の改善に期待です。最後に、パンフレットのセンスがとても良かった事をコメントしておこうと思います。他校では文化祭のポスターを投票で決めて、それが表紙にもなるというパターンが多そうですが、パンフレットやポスター全般を何と一人でデザインしており、それぞれオリジナルです。また、内部にまで統一性があり、とても良くできており感心しました。
女子学院中学校「マグノリア祭」
続いては、JG、女子学院にお邪魔してきました。御三家にもそれぞれカラーがあるそうで、こちらはとても自由な校風が特徴とのこと。校内に足を踏み入れると確かに何かが違います。まず、服装・髪型が自由とのことで、中学校にいるという感じは全くしませんでした。特に美術室などの雰囲気は完全に大学!髪を染めて私服の学生がいるさまなんて、中学・高校とは思えませんでいた。
さて、まずは数楽班です。数「学」ではないんですね。ペーパークラフト用のナイフを駆使して非常に細かな幾何学模様を切り抜き、平面、立体と紙で様々でデザインを繰り広げています。あまりにも繊細で非常に興味深く鑑賞してきました。その制作の集中力たるや凄そうです・・・。美術班や写真同好会、書道班などいくつかを見て回りましたが、どれもレベルが高く素晴らしかったです。書道班ではしおりに名前や格言?を書いてくれるというものをやっていました。これはオリジナリティがあり良いですね。また、書道パフォーマンスも見ることができました。3人で色を変えたりしながら、音楽に乗せてすらすらと力強く作品を書き上げていました。教室での開催でしたので取り囲むように大半が立ち見でしたが、子供が入ってくると、皆、見えるように前の方に行かせてあげていました。これも校風?優しさがあって良いですね。最後にどこかの教室でクイズがあったのですが、これが異常に難しい・・・。難解クイズも良いですが、時間がかかってしまい色々と見て回れなくなるのがやっかいです。
共立女子中学校文化祭
本年度の最後の文化祭は共立女子です。こちらにはこれまでも何度が伺ったことがありますが、校舎に入ったことは無かったかもしれません。以前、講堂で説明会や部活の発表などを見ましたが、印象としては「古風」な学校。さて、文化祭はどんな感じでしょうか。
脱出ゲームやクイズ、体力測定、上映、展示、スタンプラリーなど他校と同様賑やかに様々なものがありました。ゲームなどでは点数やポイントを競うわけですが、その結果によって教室を出るところでお菓子をもらえることが多かったです。お菓子業者のスポンサーがいる?子供はとても喜んでいました。今回、中高共同開催でしたが、校内に入って生徒さんを見て思ったのは、皆しっかりしているな、ということ。特に古風ということもなかったです(そりゃそうですよね)。珍しく校内の撮影OKの文化祭でした。PhotoSpotのような場所も所々にありディズニーみたい(?)。縁日は体育館と校庭に集中しており、どこも長い列ができていました。また、終了時間の30分くらい前には、来校者を優先するように(生徒は順番を譲るように)案内されており、申し訳ないと思いつつも、おもてなしが良くできているなーという印象でした。文化祭全般が上手くまとまっていて、とても素晴らしい文化祭でした。
それにしても沢山回ってきましたが、どこの学校もしっかりと取り組んで楽しく文化祭を行っている事が伝わってきました。生徒さんが楽しくイベントに取り組めるのは素晴らしいことですね!
嫁さんもミライコンパスでの予約お疲れ様でした。
にほんブログ村
コメント