入手したAWDインプレッサにLED電飾を施してみようと思いますが、ファーストミニッツとは異なり、色々と手を加える必要がありそうです。
純正LEDライトユニットは何処?
そもそも、AWDインプレッサには純正のLEDライトがあるのですが、どこを探しても売っていません。ネットはもとより店舗にもありません、京商のサイトを見ても「生産調整中」と書かれているため、もう作らないのかもしれません。京商のサイトに「欲しい」と書き込んでみましたが、果たして発売されるのか不明なのでファーストミニッツに続き、こちらも自力で作るしか無さそうです。
実はその後、LEDを作り始めようと準備を始めたころ、サイトの表示が「在庫あり」となりました。私のコメントを見て作ってくれたのかな?しかし、現在は「残りわずか」になっているのでこれで本当にお終いかもしれません。純正品を購入したい人は急いで買った方が良さそうです。私は自力で突き進みます!
※2020/4/18現在「在庫なし」となりました。
LEDライトユニット クリア&レッド(MINI-Z Sports用) MZW429R
LEDヘッドライトとテールランプの準備
AWDインプレッサはフロントは点滅の時間を調整できたり、テールランプはブレーキを踏むと明るく光るようです。凝っていますね。必要なLEDですが、ヘッドライトには白と青を付けようと思います。リアはもちろん赤なのですが、オレンジの方向指示器も同じように光らせようかなと思います。
購入するLEDはファーストミニッツのLED電飾作成でも使用した表面実装型のリード線付きLEDとします。
他にも必要な材料をネットで調べました。車体にはLEDライトユニットを接続するコネクタがありますが、ZHコネクタが実装されているようです。ZHコネクタ用のハウジングやコンタクト、AWG28の電線などを購入します。
ZHコネクタ ハウジング 4P | ZHR-4 | |
ZHコネクタ ハウジング用 コンタクト | SZH-002T-P0.5 | |
耐熱電子ワイヤー 1m×10色 | ※AWG28相当 | 導体外径0.36mm |
今回もこれらの部品調達は秋月電気通商さんで調達しました。
JST コネクタハウジング メス 4極 1列 1.5mm ZHシリーズ ZHR-4 1袋(10個入) 価格:137円 |
JST 圧着端子コンタクト メス ZHシリーズ SZH-002T-P0.5 1袋(100個入) 価格:311円 |
送料無料 (代引不可)サンコー電商 UL1007 耐熱ビニル絶縁電線 黒白赤黄緑青 各2m AWG24 UL1007 AWG-24 2m X 10色 価格:768円 |
電源を取るためのコネクタを自作します
他にも電線の被覆を剥ぐワイヤストリッパーと電線をコンタクトに固定するための工具などを購入しました。
ハッキリ言って、この作業は非常に細かいです。老眼の人や手先の器用さに自信の無い方は止めておいた方が良いかもしれません。
電線の端部の被覆をワイヤーストリッパーで剥いでコンタクトに固定をするのですが、コンタクトは電線の芯線部と被覆部の2箇所を圧着工具で締め込んで固定をします。
先ずはワイヤストリッパーです
電線の端部2〜3mmの部分をしっかりとワイヤーストリッパーで挟んで被覆を切ります。そのまま被覆部分をスライドさせて引き抜いても良いですし、指でつまんでクルクルとヨリながら抜いても良いでしょう。慣れてくるとカッターなどで被覆を剥がすこともできますが、やはりそこは専用工具、ワイヤーストリッパーがあればスパッと気持ちよく被覆だけ剥がすことが可能です。1つは持っておきたい道具ですね。
ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー No.3500E-2(単線・より線用) (1丁) 品番:3500E-2 価格:1455円 |
続いてコンタクトの圧着です
芯線部は抜けないように強く圧着をしてください。被覆部はあまり強く絞めすぎると切れたりしますので、ほどほどに。ハウジングにはコンタクトを差し込む向きがあります。コンタクトにはとても小さな爪がありますので、それを目印に向きを決めて奥まで差し込みます。軽く引っ張ってみて抜けなければOKです。ところでこの作業は専用工具必須です。とても小さい部品なので、ラジオペンチなどでの作業は心もとないです。是非とも圧着工具は揃えることをお勧めします。
上記の作業を4回繰り返す事で完成です。これで本体のコネクタに差し込めば電源を確保できます。
試しにLEDを繋げて確認しますが、ちゃんと点灯しました。なお、車前方側から、リア+、リア−、フロント+、フロント−、となっています。ここではフロント白、リア赤という事で確認していますが、最終的には分岐して、フロント白・青、リア赤・オレンジとする予定です。
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通電やら、電圧を測ったりするにはテスターが必要ですよね。この機会に私も購入しました。このような回路をいじるとき以外には、たまにしか使わないかもしれませんが、一家に一台あると便利です。電池の残量を測るのにも使えますよ。
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LEDと抵抗の配線をして完了です
ハウジングの導線にLEDの導線を繋ぎ込めば完成となります。ファーストミニッツで一度やっていたのでスムーズに作業ができました。前回、LEDがとても明るかったので、今回、フロントは抵抗をかなり大きくしましたが、さすがにちょっと暗くなりすぎてしまいました。何事もやり過ぎはダメですね。
この時点で車にLEDを差し込んで具合を確認したいところですが、ボディに穴を開けないとなりません。次回はボディの加工編となります。
白色は680Ωくらいに付け替えました。(2020/08/29追記)
さて、ヘッドライトが暗いのを直そう直そうと思っていましたが、やっと作業しました。本来470Ωくらいで良いのですが、実は2KΩを付けていました。
青色は2KΩで良かったのですが、白色が負けてしまっていたので、半分の1KΩくらいにしようと作業を始めました。しかし、ちょっとこれでも暗いかも?という事で680Ωの抵抗を付けました。最終的には下表のようになりましたのでご紹介します。
設置場所 | LED色 | VF | 計算上の必要抵抗 | 設置した抵抗 | 結果 |
フロント | 白 | 2.9V | 470Ω | 2000Ω→680Ω | 暗い→OK |
フロント | 青 | 2.9V | 470Ω | 2000Ω | OK |
リア | 赤 | 1.9V | 680Ω | 680Ω | OK |
リア | オレンジ | 1.9V | 680Ω | 680Ω | OK |
まずは設置していた2KΩの抵抗を外します。そして680Ωを新たに付けます。ハンダが残っていると、線が堅くてちょっと作業しにくいですね。
という事で、明るくなりました。(写真ではわかりにくいですけど。)
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